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関東人による「若葉マーク」の尾道紀行

「宿泊するゲストハウス『あなごのねどこ』の斜向かいにある、広島風お好み焼き屋さんのメニューに『実際に《尾道焼》って書いてあったんだってば』」と言ったとしても、そんな言い訳なんて微塵も役に立たない。もちろんその後、何事もなかったかのように大人の会話は続いたのだが、「こいつやっぱり『よそもん』だわ」と思われたことは間違いない。

ただ、こうした発見こそが面白いし、フィールドに出る醍醐味でもある。

尾道水道を隔てた向島(むかいしま)にある住田製パン所に行けば、「取材の人が来たから応えたらJALの機内誌に乗っちゃって。
いつの間にか全国区で、方々からお客様が来てくれて」という話をご主人から聞けたり、同じく後藤鉱泉所(サイダー)に行けば、「うちはビンを作ってないから、お土産には売れないんだよね。
回収できるところじゃないと。良かったら飲んでって」とおかみさんから言われたり。
早朝モーニングをやっている喫茶店の客層と、そこから漏れ聞こえてくる世間話など、思えば、尾道にはあらためて訪れて確かめたいことばかりある。

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